悪質なブリーダーやペットショップから犬や猫を守る法律として施行されている動物愛護管理法。
その中で令和3年6月1日施行された養育管理基準があります。その中ではゲージの大きさや飼育に携わる人と、養育できる犬や猫の数が制限されました。
これにより、大量繁殖・販売で稼いだブリーダーや劣悪な環境で販売していたペットショップが廃業する一方、廃業に伴い行き場を失った犬や猫が保護される場面が多くなることが懸念されています。
また、これまで受け皿となってきた愛護団体にも適用され、養育に携わる人や場所を確保しないと保護できる犬や猫の数に上限が設定されてしまったため、保護しきれずに殺処分となる犬や猫が増加することが懸念されます。